車下取り・買取時のリサイクル預託金の取り扱いについて

あなた、自分の車にリサイクル預託金という、いわば一時預かり金がある事をご存知ですか?

リサイクル預託金とは?

ほとんどの車は新車登録時(または平成17年1月1日以前に新車登録の車は、以降の車検時)に、その時点での所有者が、支払っている、車両解体のためにかかる費用の一時預かり金の事です。

 つまり、あなたの乗っている車も、特別な事情がない限り、すでに支払い済みの一時預かり金の事であります。

 預託金の金額は車種によってそれぞれ異なりますが、おおむね以下の金額帯となっています。

  • 軽自動車 3000~9000円程度
  • 普通自動車・トラック等 9000円~1万5千円程度
  • マイクロバス・中型バス等 2万円~3万円程度
  • 大型バス 3万円~7万円程度

あなたが車を乗りつぶして、使用済み車両として、永久に登録を抹消する場合(解体する場合)、その預託金を使用して、解体業者に適切に処分してもらうためのものと考えてもらって結構です。

 現実的に世の中に出回る車両のうち95%以上はすでに支払い済みとなっています。

新車登録時や、車検時といった、様々な諸費用に紛れて支払われている金額のため、多くの人は全く意識せずに知らず知らずの内に預けている預託金です。

しかし、支払い義務はあなたには無いかもしれない!?

リサイクル預託金を管理している公益財団法人 自動車リサイクル促進センター自動車リサイクルシステムのHPによると

Q:リサイクル料金とは何ですか?

A:リサイクル料金とは、自動車リサイクル法の規定に基づき、自動車メーカー・輸入業者などが公表した料金で、自動車ユーザー(最終所有者)にご負担いただきます

出典元:自動車リサイクルシステム    http://www3.jars.gr.jp/p/RPT09.nsf/0/01253B61B89392D0492572C200257E73?OpenDocument

支払いの義務は、最終所有者なので、最終的に車を処分(解体)する時点での所有者にあるという事になりますね。

 つまり、解体業者以外に車を売る場合(ディーラーの下取りや買取の場合など、中古車として売却する場合)、リサイクル預託金の負担者は、次の所有者に引き継がれなければいけません。

 そのため、すでに預託済みのリサイクル預託金分は、次の所有者があなたに車の代金と同時に別途支払わなればいけないのです。

本来リサイクル預託金は、車の査定金額とは別途支払われるもの

 上記のように、本来であれば、リサイクル預託金は、車両の査定金額とは別物として、支払われなければいけないものなのです。

 しかしながら、実際には、そもそも、いつの間にか、他の諸経費に紛れて支払っている預託金の事などユーザーは気にも留めていません。

 しかも、リサイクル預託済みの証明書は、車検証入れに入れっぱなしになっている事が多いです。

さらに、万が一紛失していても、インターネットで簡単に預託者本人でなくても再交付が可能です。

 そのため、業者は、下取り・買取時には、査定金額にリサイクルを含めた金額を提示します。しかも、その金額にリサイクル預託金が含まれている事はわざわざ説明しません。

車売買時に、業者がリサイクル預託金の事にわざわざ触れない理由

 

 最大の理由はリサイクル預託金は、車に付随しているものだからです。車の名義変更をすれば、リサイクル預託者の意志とは無関係に、自動的に次の所有者に引き渡されるものなのです。

 リサイクル預託者の名義変更がないため、特別な書類も不要です。

そうなれば、黙って知らないふりをしていれば、預託者は気が付かないですよね??

なぜなら、冒頭にも書きましたが、そもそも、いつの間にか支払っているものなので、そんな預かり金を自分が払っていた事実など知らないからです。

 仮に、売却時にお客さんに突っ込まれたとしても、

 「リサイクル預託金は車に付随するものなので、どの業者で査定しても当然車両金額に含まれています」

と答えれば、大抵のお客さんは納得します。

 しかし、上記のように、本来は解体時の所有者が負担すべき金額を、あなたが変わりに支払っているものなので、車両金額に含まれているという事自体は、かなり違和感のあるものなのです。

 本来であれば、リサイクルを含むなら、「リサイクルを含む」という一言が絶対に必要だと私は個人的に解釈しています。

下取り・買取金額が0円。査定しても価値が無いと言われた車は特に注意 

ディーラーや、大手の買取店では、自分達に最低限の利益が見込めない車の場合、

  • 査定金額を0円
  • 処分料が必要

と言われる事があります。

 しかし、本来車は、どんな車であれ、少なくとも鉄の固まりなので、

解体屋さん等に直接持っていけば、車体だけでも、すくなくとも数千円の価値にはなります。

 さらに、リサイクル預託金はすでに預託済みのはずなので、車体に価値が無い場合でも、

その分は別途支払われなければおかしいですよね??

 

  しかし、ユーザーがリサイクル預託金の事を知らない事をいい事に、

業者側は平気で、リサイクルの預託金まで無料で引き取ろうとします。

 

 このような場合、

0円の内訳はどのようになっているのか詳細に説明してください

 と尋ねましょう。

 

リサイクルの預託金や、別記事で説明した自動車税の還付金額など、

突っ込まれると、返答に困るような金額もそこには含まれていますので、

 内訳を尋ねられると、業者側は説明がつかなくなってしまいます。

 

これも、知っているか知らないかで、たとえ価値が無いと言われた車でも、

最低でもリサイクル預託金分ぐらいの買取価格はつける事が可能ですので、

何も説明しない業者に対しては、きちんと問いただしましょう。

以上、記事はここまでです。

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あなたが下取りに出そうとしている車は下記に該当しませんか?

  • 2000cc以下のトヨタ車全般
  • 古めのトヨタのワンボックス
  • オフロード系の四駆
  • ハイエースバン、その他マニュアルの商用系バン
  • 古い2トン以下の平ボディーのトラック、ダンプ
  • マイクロバス
  • 古めのスポーツカー(マニュアルのもの)
  • 左ハンドルの車
  • 2000ccクラスのベンツ、BMW(セダン)

実は、下取りで引き取られる上記のような車の多くは、転売、転売を経て、最終的に中古車として海外へ輸出されています。

 このように輸出される車は、国内お中古車としては、需要がほとんどない上に、輸出業者にわたるまでの転売手数料ががさむため、一般の下取り(買取)ではほとんど値段がつかないケースや場合によっては、処分料を請求されるケースも多いです。

 弊社、車両輸出代行センターは、そのような輸出用の車を専門に直接買取、直接輸出をしている中古車輸出業です。

 上記のような車両の下取り、買取をご検討されている方は、下記ボタンより、

海外人気車種の一覧

 をご確認の上、メールによる概算査定(電話番号は任意です)のお問合せいただければ幸いです。

 

ABOUTこの記事をかいた人

山本 剛

略歴:青年海外協力隊員(ドミニカ共和国)を経て、大阪府の高校教諭(数学)になる。7年間教師を務める。その後一念発起し、教師を退職。そして現在の「輸出用の車買取専門店 車両輸出代行センター」を立ち上げ、現在にいたる。日本の車を必要としている主に途上国の人々に届けるため、日々このブログを更新している。