【海外超絶人気車】プレミオ・アリオンの本当の買取相場をご存知ですか?

日本国内では昔から、古い車、具体的には・・・・

10年落ちまたは10万kmオーバーで買取価格が0円になる

と言われています。

 

 実際、こういった古い車のほとんどは、新車ディーラーの下取りや、車買取専門店に査定してもらうと・・・

「残念ながら、査定価格は0円です。」

「申し訳ありませんが・・・処分料がかかります。」

と言われてしまいます。

 

 実は、多くの場合、これらは真実です。ディーラーや買取店がお客さんをだまして、不当に安い金額や、処分料を請求しているわけではありません。

 あなたは、もし中古車を探しているなら、10年超または10万km超の車に、10万円単位のお金を支払って購入しようと思いますか??

 中古車として流通しないのであれば、車はただの大きな粗大ごみとなります。

適切な場所に持っていけば、鉄くず代にはなるかもしれませんが、それ以上の価値が見込めないのは当然の話ですよね。

 しかし、そんな10年超、10万km超の車であっても、ある工夫を施せば、きちんと数万円、あるいは10万円以上の価値で売る事ができる場合があります。

 例えば 

この車は、弊社がつい最近買取したアリオンです。

 11年落ちで、走行距離は15万km以上でした。また、外装はきれいですが、エアコンが効かなくなっておりました。

 さて、ウチはこの車を一体いくらで買取させていただいたでしょうか?

一般的な査定で言えば、完全に0円査定の対象となるところでしょうが、

 

今回こちらの車は、175、000円で買取させていただきました。

プレミオ・アリオンなどの一部の車に起こる、ミラクルな査定のからくりとは??

少し、話が戻りますが、上の車ですが、

あなたは、11年落ち、15万km、エアコンが故障している車を、175000円で買いますか??

日本人の我々の感覚からすれば、この状態で、この値段は・・・

 「どう考えても、高い!」

というのが正直なところじゃないでしょうか??

 

 でも、それは、あくまで、日本人の感覚なのです。

 

ここまで言えば、もうお気づきですね。

そうです、この値段の根拠は、海外にあるんですよ。

 

 実は、プレミオやアリオンは、海外でとてつもない人気を誇っている車なんですよ。

 

 日本と海外では、車に対する常識が全く異なります。

日本人の感覚では、「もう廃車だろ・・・」という車であっても、海外の人からすれば、

「高くてもいいから、売ってほしい!!」という車も中にはあるんですよ。

 

その中でも、その常識の違いが顕著に表れるのが、プレミオ・アリオンなんですよ。

 

なぜ?プレミオ・アリオンは海外でそこまで評価されているのか??

日本と海外の車をとりまく環境において、決定的な違いは何でしょうか?

 単純に言えば、日本では、車そのものよりも、

車を維持することに大変お金がかかってしまうという事です。

 車を持っているだけで、車検・税金・駐車場代・・・

と、山ほどお金がかかります。

 

 「どうせお金がかかるなら、どんどん乗り換えて新しい車を買おう・・・

という考えの人が増えます。

 

 一方、海外の多くの国には、車は一度購入すれば、持っているだけでそこまでお金は掛かりません。

そうすると

「一度買った車は、なるべく長く乗ろう

 

これが決定的な車に対する価値観の違いなんですよ。

 

 つまり、海外では長く乗る事の出来ない車に価値は無いんです。

 

長く乗れる車とは?

 海外で最も重要視されているのは、

エンジンの耐久性です。

 

 車は様々な機関やパーツを組み合わせて成り立っています。

一つの部品が故障すれば、交換や修理すれば、また乗る事ができます。

 

 しかし、エンジンだけは、簡単に修理ができません。

また、交換となると、場合によっては、車本体を買いなおす方が安くつく場合もあります。

 

 そのため、海外の人は、一度買った車は、エンジンが焼き切れるまでは、なんとか修理や交換をしながら乗り続けます。

 だからこそ、エンジンの耐久性のない車はどんなに安くても手を出しません

プレミオ・アリオンは、そんなエンジンを見る目の厳しい海外の人達が、太鼓判を押すエンジンが積まれていんです。

 そのため、少々他の車より高くても、この車が選ばれるんです。

 

でも注意!プレミオやアリオンも普通に売ってしまうと・・・廃車同然

中古のプレミオ・アリオンが海外で人気がある事は、車屋さんであればほとんどの人が知っている事実です。

 しかし、それはあくまで車業界にだけ通用する常識であって、一般の人はほとんど知りません。

また、車業界でも、新車のみを扱うディーラーの営業マンなどは知らない事が多いです。

というようり、あえて知らされていないという言い方が正しいかもしれませんね。

 

 実際、ウチが175000円で買取した、アリオンもディーラーの下取りでは、紛れもなく0円査定の対象となるでしょう。

 なぜなら、ディーラーの下取りの金額は、イエローブックという日本中古車査定協会が発行している、中古車の卸売り相場のガイドブックを利用している事が多いからです。

イエローブックは、日本国内の中古車の卸売り(業者間取引)の相場をもとに、適切な車の売買の相場を表にしたものです。

 つまり、海外の需要はこの表には反映されていません

 

 そりゃー、国内の需要を元に、上にも紹介したアリオン(11年落ち、走行15万km超、エアコン故障)を査定すれば、当然0円の査定となりますよね?

 ディーラーからすれば、この車にお金を付けて査定する方が”異常”なわけですよ。

 

ちなみに何ですが、仮にこの車をディーラーが0円で引き取って、そのあとどうするんでしょうか??

ある意味”廃車”として引きとるこの車ですが、

 実は、ディーラーはこの車でちゃっかりと大儲けします。

 

引き取ってきたこの車をディーラーは、中古車の卸売市場である、業者オークションに出品します。

 

 業者のオークションは、その名の通り、車関係の業者しか入れません。

で、そのオークションには主に、どんなメンバーが加盟しているかというと・・・・・

  • 新車ディーラー(主に下取り車を出品する)
  • 車買取専門店(買取した車を出品する)
  • 中古車ディーラー(下取り車を出品したり、販売する中古車をしいれたりする)
  • 車の輸出業者(輸出する車の仕入れをする)

主にはこういったメンバーで構成されています。

 

 オークションは、当然ですが、せり形式で値段を釣り上げてく方式なわけです。

そうすると、海外人気車両は、まず例外なく、輸出業者が競り落とす事になりますね。

 

 国内の査定基準に基づいたイエローブックで査定して、”廃車”として引き取った、0円の車も、

業者オークションに出品すると、輸出業者同士が勝手に取り合いをして、価値がどんどん吊り上がります。

 

そして、あっという間に、何十万円のお宝車に様変わりしてしまうんですよ。

 結果的に、ディーラーは下取り丸儲けになっちゃうわけですが、

 

ディーラーからすれば、

「おいおい、廃車みたいな車を、輸出業者がどんどん値段を釣り上げて、何か知らないけど、儲かっちゃったよ・・・てへぺろっ!(まあこうなる事はわかってたんだけど・・・)

 ってなわけですよね。

ディーラーでも、オークションの出品を担当するような社員は、当然ですが、

どの車が輸出向きで、どの車が輸出向きでないか、よく知っていますが、

 

 実際に、車を査定する営業マンは、知らない場合が多いです。

逆に知っていると、タダ同然で引き取れる車に、変な値段を付けてしまいかねないからです。

 だから、営業マンの査定用に、あえて実際の業者オークションの相場ではなく、イエローブックのような別の資料を使わせているというわけなんですよね。

 このあたりの話は「【車の下取り】を検索する人が車買取業界で”カモ”と呼ばれる理由」でめちゃくちゃ詳しく説明しています。興味のある人はこちらをご一読ください。

 

では、プレミオ・アリオンの最適な売り方は??

プレミオ・アリオンをベストな形で売却するにはどうすればいいか??

 その答えは、ここまで読んだ方なら、もう説明する必要はないでしょう。

 

そうですね。直接輸出業者に売却すればいいんですよ。

 

 実は、車の輸出業者は、日本国内に、うじゃうじゃいます。

ただ、日本国内に看板を出してもあまり意味がないので、知られていないだけなんです。

 

 恐らく、あなたの周りにも、いると思います。

 

これまた、あるある話ですが、

 弊社に買取依頼をしてくれるお客様に結構な確率で起こっている事なんですが、

 

輸出用の車に乗っていると、

 見知らぬ外国人が車に名刺を置いていくそうなんです。

「車を売却するときは、是非ご連絡ください・・・」

 

ただ、ほとんどのお客さんが、

「見知らぬ外国人の名刺なんで、興味はあるけど、電話できなかった。」

とおしゃっいます。それはそうでしょう。

 

 ただ同じ輸出業者として、輸出業者側の気持ちも良くわかります。

放っておくと、価値ある輸出用の車を、下取りや買取で、”廃車”してしまうお客さんが後を絶たないからです。

 多少怪しかろうと、何であろうと、そんな勿体ない事をさせたくないでしょうし、

なによりも、輸出業者はその車が欲しいんですよね。

 

 だから、強引な手段とは分かっていても、車に名刺を置くという発想になってしまうんですよ。

 

実際、輸出業者も正直、ピンからキリまである事は事実です。外国人である事が多いですが、

外国人も、誠実な外国人もいれば、誠実でない外国人もいます。 

 

 ”怪しい”という直観が間違っていないケース・・・

例えば、中には、名義変更がいつまでたってもされない等のトラブルも実際にあるようです。

 

 そのあたりは、売るにしても相手をよく見極めた上で売却する方がいいかもしれませんね。

 

で、本題ですが、

弊社も車の輸出業者の端くれです。

 しかも、輸出業者では非常に珍しい、「買取をする輸出業者」として看板を挙げています。

 

買取は全国可能ですので、ご売却の際は、候補の一つとして、入れていただければ幸いです。

 

 看板を掲げている以上、車両のお取引、入金、名義変更等の手続き関係は、当然責任を持ってしっかりさせていただいておりますので、その点については、お任せいただければ嬉しいです。

 手前味噌ながら、弊社に寄せていただいたお客様の声をご一読いただければと思います。

 

プレミオ・アリオンの買取相場 平成30年8月2日現在の相場

弊社の買取金額が、日本全国のNo.1の高さですとは、言い切れません。

 この商売で、仕入をベラボーに高くしてしまうと、残念ながら商売が成り立たないからです。

 

 ただ、直接的に海外への輸出ができるという強みから、常識的に考えられる買取相場の限界水準である事は間違いないと自負しております。

 参考までに、弊社で現在買取をさせていただいているアリオン・プレミオの買取相場を紹介いたします。

平成13年~平成19年式 (初代プレミオ・アリオン)の買取相場

型式 買取相場
AZT240(2000cc 2WD) 50,000円~100,000円
NZT240(1500cc 2WD) 80,000円~180,000円
ZZT240(1800cc 2WD) 60,000円~120,000円
ZZT245(1800cc 4WD) 60,000円~120,000円

 

平成19年~平成21年式(2代目プレミオ・アリオン)の買取相場

型式 買取相場
NZT260(1500cc 2WD) 175,000円~350,000円
ZRT260(1800cc 2WD) 200,000円~450,000円
ZZT261(1800cc 2WD) 150,000円~300,000円
ZZT265(1800cc 4WD) 150,000円~325,000円

 

平成22年式

 型式 買取相場
NZT260(1500cc 2WD) 375,000円~500,000円
ZRT260(1800cc 2WD) 300,000円~500,000円
ZZT261(1800cc 2WD) 225,000円~350,000円
ZZT265(1800cc 4WD) 150,000円~325,000円

 

平成23年式~平成24年式

 型式 買取相場
NZT260(1500cc 2WD) 550,000円~850,000円
ZRT260(1800cc 2WD) 550,000円~850,000円
ZZT261(1800cc 2WD) 550,000円~850,000円
ZZT265(1800cc 4WD) 350,000円~650,000円

 

平成25年式~現行

 型式 買取相場
NZT260(1500cc 2WD) 550,000円~2,750,000円
ZRT260(1800cc 2WD) 550,000円~1,650,000円
ZZT261(1800cc 2WD) 550,000円~1,800,000円
ZZT265(1800cc 4WD) 350,000円~1,650,000円

平成25年式から現行までのモデルに関しては、輸出よりも国内需要が強く、

その場合、年式、走行距離、傷凹みの有無、修復歴の有無により、査定金額に大きな差が発生することがあり、相場を定める事が非常に難しくなります。

 また、これくらいの年式の車だと、ディーラーの下取りが非常にいい金額を出す場合もありますので、ディーラーでの売却も選択肢に入れておくといいかもしれませんね。

7年落ちのアリオン・プレミオは要注意!

上記の表をよ~く観察すると、

平成22年式と平成23年式の相場の差がかなり大きく開いている事がわかります。

 

 車の査定は、通常では、年式・走行距離・凹み・傷・修復歴・その他機関類の状態などの要因が複雑に絡んで、価格がきまります。

 年式のみで、ここまでくっきり相場が変わることは通常ありえません。 

この22年式と23年式の相場のくっきりとした違いの原因は、

 実は輸出なんです。

 

輸入大国ケニア・パキスタンの7年落ち縛り

 

これは、プレミオ・アリオンに限った話ではありませんが、海外の人気車両は、時に年式により、

買取価格に大幅な違いが表れる事があります。

 

 その原因が、特定の国の輸入規制によるものなのです。

中でも、代表的なものが、

 ケニアとパキスタンの7年縛りルールです。

 

つまり、平成30年現在では、平成23年式(7年落ち)の車までは、輸入が可能ですが、

平成22年式(8年落ち)の車は、輸入ができないというルールがあります。

 

 200か国以上の世界中の国の中のたった、二つの国の法律が、そこまで影響するのか??

と不思議に思う所ですが、

 この2つの国は、日本車が中古車を輸出する国のランキングで上位に食い込む、日本車輸入大国でありながら、これらの国の車はほぼ日本車の輸入でまかなっています

 しかも、その車種は、特定の車種に偏っている上に、”7年以内の年式”という縛りがあるので、どうしてもその中でも一番値段が落ちている7年落ちの車に需要が集中するわけです。

 ここまで、ターゲットが絞り込まれると、プレミオ・アリオンのような車の場合、

7年落ち(23年式)の車は、ケニアとパキスタンに需要によって、8年落ちの車両に比べて大きな価格差が生まれてしまうのは、ある意味、当然の事かもしれません。

 しかし、7年落ちの車といえど、現地で登録する時点で7年落ちでなければいけませんので、

実際船で輸送する時間等を考慮すると、その年の10月ぐらいまでに、日本で仕入れておかなければ間に合いません。

 つまり、7年落ちのプレミオやアリオンも、10月の後半以降になると、たった1か月、あるいは1週間売却が遅れただけで、

 場合によっては20万円~30万円ほど売却価格が下がる事もあります。

このあたりは、事前に知っておいて損することはないと思います。