プリウスを廃車?輸出業者の私からすれば、正気の沙汰とは思えませんね

この記事は「プリウス 廃車」というキーワードを検索した人にむけた記事です。

 Googleのキーワードプランナーというツールを利用して、

このキーワードを調べる人の人数を調査したところ、

 

なんと月間70人もの人が、このキーワードを検索している事がわかりました。

驚きです。

 

 なにも、プリウスを廃車する人全員が、このキーワードを検索するとは考えられません。

この数の裏には、この何十いや、何百倍もの数の人が、

実際にプリウスを廃車しているという事実が隠れていると想像できます。

 

 車の輸出業者をしている私からすれば、空いた口がふさがらない事実ですね。

廃車のプリウスの行方をしっていますか?

廃車といえど、いろんな状態があります。

考えらる状態を挙げてみましょう。

  1. まだ故障もないが、古くなった(10年以上使用または10万キロ以上走行した)プリウス
  2. エンジンやトランスミッション、ハイブリッドの機構(メインバッテリー等)その他重要な機関が故障したプリウス
  3. 動かなくなったプリウス
  4. 事故で大破したプリウス

大きくわけるとこんなものでしょうか?

 一般的な車では、このような状態になると、

ディーラーの下取りや買取屋さんに持っていくと

「金額がつきません。処分料が必要です」

と言われてしまいます。

 

 プリウスの場合、複雑で処分に手間がかかりそうなハイブリッドシステムを搭載しています。

そのせいで、処分に余計にお金がかかりそうなイメージを持たれ勝ちです。

 

 しかし、ここで強く宣言しています。

プリウスに限っては、

 ①~④の状態すべて兼ね備えた、どうしようもない状態であっても、

処分料が必要になるという事は絶対にありません

 

 なぜなら、どのような状態になっても、

必要とする人が必ずいるからなのです。

 

 さて、どのような人が”廃車”と思われるようなプリウスを欲しがるのでしょうか??

①まだ走れて調子もいいが、10年10万キロ以上走行してしまった古いプリウスの行方

あなたは、中古車を購入する際、安くても10年または10万キロ以上の中古車を買いますか??

 もちろん、全然いないわけではありませんが、あまりいませんね。

 

中古車販売店の立場に立てば、このような車はシンプルに”売れない車”なのです。

 要するに、売れないから安くなる。安くなるから、買取では値段が付かない。

 

こういうメカニズムなのです。

 

 しかしながら、実はこの現象って日本独自の現象だという事をご存知でしょうか?

 

ある程度の先進国でも、海外では、日本では滅多にみないような古~い車はたくさん走っています。

途上国ではなおさら、

 「え~~!!何年前の車ですか???」

という車がたくさん走っていますね。

 (特に日本製の車が多いですが・・・・)

 

海外には廃車という概念そのものがほとんどありません。

 

 当たり前ですよね。まだ走るのに、車を捨てるなんて、もったいなすぎます。

冷静になれば、日本人の感覚がおかしいという事に気が付くはずです。

 

 実は、そんな海外において、

プリウスの人気に火がついてきています。

 

 初代のプリウスは、メインのバッテリー(ハイブリッドのバッテリー)の耐久性が弱く、

海外で評価が低かったのですが、

 2代目以降、ハイブリッドシステムとバッテリーの耐久性が一気に向上したことにより、

最近になって、評価が急上昇しているのです。

 

 最近では、モンゴル・太平洋諸国・カリブ海の国に、大量に輸出されていて、

アフリカ大陸でもその人気に火が付き始めています。

 

 そのため、日本では、だれも中古車として、欲しがらないような古いプリウスでも、

輸出業者が業者のオークションで競り合うため、なかなか金額が落ちない車となっているのです。

 

見ての通りですが、

 平成15年式で、走行がなんと20万キロ近く走ったプリウスが、

業者間の取引で、20万円以上の金額で取引されています。

 

 もし、仮にこのプリウスを中古車販売店が、仕入れていたとすると、

中古車の販売価格は35万~50万円程度となるでしょう。

 

 さすがに、国内では売れないでしょうね。20万キロ走った車に35万円は誰も出してくれません。

 

つまり輸出業者が買っているんですね。

 

 でなきゃ、こんな金額つくわけがありません。

 

オークションで、20万円で取引されるなら、

 

下取りや買取では、10万円程度の査定金額がついてもおかしくはありません。

 

 でも、下取りや買取店の査定の基準はあくまで、”日本国内の中古車としての価値”という判断になります。

つまり、あなたが見て

 「廃車」

と思えば、0円または処分料。という査定金額となるでしょう。

 

弊社(中古車の輸出業者)であれば、この車と全く同じ条件であれば15万円前後で買取します。

(残念ながら、20万円というわけにはいきません。在庫車として持つわけですから、100%売れるわけではありませんので、多少のリスクの分、オークションの相場よりも当然安くはなります)

10万円という査定をして、他社に取られてはもったいないので、この金額というわけです。

ご自身のプリウスの輸出業者における査定金額が知りたい場合は、こちらのフォームよりお問合せください。

※電話番号は任意です。概算の査定金額を無料でお調べし、メールで返信させていただきます。

輸出用の車の買取専門店 車両輸出代行センター 概算査定入力フォーム

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地域 (必須) 例:大阪府 吹田市

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車種名 (必須) 例:プリウス

電話番号

年式(初年度登録)(必須) 例:H18年

走行距離 (必須) 例:約12万km

車検期限 (必須) 例:H29年9月

修復歴の有無(必須)

 

修復歴の詳細 ”あり”または”わからない”の場合のみ※修復歴がわからない場合過去の板金、交換、修理箇所についてなるべく詳細にご記入ください。
 

車体色 (必須) 例:白

排気量 (必須) 例:1800cc

型式

グレード

車の状態

その他

 

②~④不動車・機関故障・クラッシュしたプリウスの行方

プリウスが海外、特に途上国での人気に火がついて、輸出業者が取り合いをしている状況をご説明しました。

 では、②~④のように、不動車や機関の故障・クラッシュしたプリウスはさすがに、海外でも引き取り手はいなさそうです。

 

でも、実はこんな状況でも、プリウスは必要とされているのです。

 

 なぜなら、特に海外では、部品としての価値が相当に高いからなのです。

 

仮に、エンジンが故障したプリウスがあったとしましょう。

 エンジンはダメでも、外板パネル、ハイブリッドシステム、トランスミッション・・・・使えるパーツはいくらでもあります。

 プリウスのように海外で需要のある車のパーツは、より一層価値が高まります。

海外では、車が故障することなど、日常ですから、そのパーツの需要は車そのものよりも、より一層強いものがあります。

 

 そのため、たとえどのような状況のプリウスでも、部品としての価値はあるので、

業者のオークションで、買い手がついてしまうのです。

 

 さて、一体だれが買うのでしょうか?

 

それは、車の解体業者なのです。

 

 解体業者は、車を分解し、使えるパーツを取り出して、

国内外に販売しています。

 

 大きい解体業者の場合、海外からバイヤーが直接買い付けに来て、必要なパーツを自分の国に持ち帰っています。

 

そういうバイヤーが長期で寝泊まりする寮を備え付けている解体業者もいます。

 

 余り知られていないかもしれませんが、あなたの地元にも恐らく車の解体業者は必ずあります。

「車 解体 ●●(地域名)」で検索してみてください。

 

また、最近では、全国の解体業者を束ねた、廃車買取ネットワークがあります。下記に私が知っている廃車買取の全国ネットワークを並べます。

 どのネットワークも、それぞれの地域の解体業者につないでくれるサービスです。

一括査定のように、何社にも見積もりを取るようなものではないので、しつこい後追い電話が何社からもかかってくるようなややこしいものではありません。

 こういった、廃車の買取に、一括査定を使うのは絶対におすすめしません。

なぜなら、たかだか数万円の査定金額のものに、間接的に一台あたり3~5万円の手数料を払うようなものだからです。

(一括査定の仕組みを知らない人は「一括査定とはピラニア巣食うアマゾンに裸で飛び込むが如し」という記事を読んでください。)

しかも、それぞれの会社からしつこく後追い電話を受け、大変な思いをするだけです。重々注意しましょう。

 

はっきり言えばどれも同じようなサービスですので、それぞれのHPを確認するなり、全てに問い合わせをするなりして、比較検討してみください。

どれが、おすすめというものは特にないです。

 金額が付かないという事はないでしょう。

 

ただし、これらのサービスや、解体屋さんを使う際には注意が必要です。

廃車買取ネットワークや解体屋さんを比較検討する場合の注意点

一般的な買取屋さんや、ディーラーの下取りの査定の際は、

提示された金額に、(暗黙の了解として)次の金額が含まれている事が前提です。

  • リサイクル預託金(1万円前後)
  • 自賠責保険の残月分(1か月あたり1000円程度)
  • 自動車税の残月分(当該月から、年度末までの月割り計算)

しかし、廃車買取ネットワークの場合、廃車を前提としているため、

含まれている場合と含まれていない場合がありますので、

 見積もりを取る際は、必ずこれらが査定金額に含まれているのか、いないのかを確認する必要があります。

 

特に注意すべきは、自動車税の残月分ですが、

 通常自動車税の支払いは5月中旬ぐらいに、4月1日の時点での所有者宛てに、1年分(4月から3月までの分)の支払いの請求書が送られてきます。

もし、4月に車を売却するような場合は、まだ支払ってもいない自動車税分も含めて、買取業者が査定金額に含んだ金額を提示しますが、

ひどい場合はその説明もありません。

 

 そうすると、車を売却した後に、すでに売却したはずの自動車税一年分(数万円分)を支払う事になりますので、気を付けた方がいいでしょう。

あなたが下取りに出そうとしている車は下記に該当しませんか?

  • 2000cc以下のトヨタ車全般
  • 古めのトヨタのワンボックス
  • オフロード系の四駆
  • ハイエースバン、その他マニュアルの商用系バン
  • 古い2トン以下の平ボディーのトラック、ダンプ
  • マイクロバス
  • 古めのスポーツカー(マニュアルのもの)
  • 左ハンドルの車
  • 2000ccクラスのベンツ、BMW(セダン)

実は、下取りで引き取られる上記のような車の多くは、転売、転売を経て、最終的に中古車として海外へ輸出されています。

 このように輸出される車は、国内お中古車としては、需要がほとんどない上に、輸出業者にわたるまでの転売手数料ががさむため、一般の下取り(買取)ではほとんど値段がつかないケースや場合によっては、処分料を請求されるケースも多いです。

 弊社、車両輸出代行センターは、そのような輸出用の車を専門に直接買取、直接輸出をしている中古車輸出業です。

 上記のような車両の下取り、買取をご検討されている方は、下記ボタンより、

海外人気車種の一覧

 をご確認の上、メールによる概算査定(電話番号は任意です)のお問合せいただければ幸いです。

 

ABOUTこの記事をかいた人

山本 剛

略歴:青年海外協力隊員(ドミニカ共和国)を経て、大阪府の高校教諭(数学)になる。7年間教師を務める。その後一念発起し、教師を退職。そして現在の「輸出用の車買取専門店 車両輸出代行センター」を立ち上げ、現在にいたる。日本の車を必要としている主に途上国の人々に届けるため、日々このブログを更新している。